待ちに待った本格的なシーズンが到来しましたね!今年は初降雪は遅れたものの、先週末に早い段階でまとまった降雪があり、全面滑走になったスキー場も出てきましたね。まだ滑れてない方も、なんとなく胸の高鳴りを感じているんじゃないかと思います。わたしもまだ天然雪で滑れていないので、なんとなく焦ってしまう気持ちはありますが、シーズン初めだからこそ、あらためて安全に関する意識を今一度確認しておきたいものです。そこで今回は安全に滑るために、シーズン初めに見直しておきたいことを確認していきたいと思います。
はじめに:なぜシーズン初めが要注意なのか
シーズンの始まりは、早く滑りたいという気持ちで焦りが生まれがちです。だからこそ、注意が必要です。夏の間のブランクで体がスノーボード・スキーの動きに慣れていない上、まだ気温差も大きく、雪質が時間帯によって大きく変化しやすい時期でもあります。また、久しぶりの雪山に気持ちが高ぶり、つい自身の技術を過信しがちです。周りの他の滑走者も同様に、久しぶりのスノーボード・スキーのため、予測できない動きをする可能性もあります。
安全に滑るためにシーズン初めに確認しておきたいこと
1. 保険加入の確認
スノーボードを楽しむ上で、保険の加入は非常に大切です。まず、シーズン前には必ず保険の更新状況を確認しましょう。補償内容についても確認することをおすすめします。バックカントリーを考えている方は、通常の保険では補償対象外となることも多いため、特に注意が必要です。また、日帰りプランから年間プランまで、自分の滑走スタイルに合った保険を選択することが重要です。
大事なポイント:
- 保険の更新確認
- 補償内容の確認(特にバックカントリー)
- 滑走スタイルに合った保険プランの選択
2. プロテクターの点検
長期間保管していたプロテクターも事前チェックが必要です。特にヘルメットなど経年劣化の可能性があるものは絶対に確認をし、プロテクターとしてしっかり機能するものを身に着けましょう。
3. 基本的な滑走マナーの再確認
安全な滑走のためには、滑り手が各々滑走マナーを意識することは大事です。後方確認の習慣は特に重要です。トリックをする時、トラバースする時など、必ず後方からの接近者がいないか確認する習慣をつけましょう。また、人の多いゲレンデでは適切な速度調整を心がけ、周囲の状況に応じて柔軟に対応することが大切です。途中で休憩をとる際は、必ずゲレンデの端に寄るなど、他の滑走者への配慮も忘れずに。
大事なポイント:
- 後方確認の習慣化
- 適切な速度調整
- 休憩時はゲレンデの端に寄る
yukiyamaでは安全に滑るための9つのルールを制定し、『SAFETY RIDE RULES』として啓蒙をしています。過去のSAFETY RIDEの取り組みと併せてぜひご覧ください!
4. コンディション管理の重要性
シーズン初めは自身の身体の状態もうまく把握できてないことが多いです。滑走時間を調整しながら、無理のない範囲で楽しむことを心がけましょう。またトリックの挑戦は、いきなり無謀なことはせず、段階的にレベルを上げていくことを意識し、怪我のリスクを減らしていきましょう。「徐々に仕上げていこう」という余裕のあるマインドで滑ることをおすすめします。
セーフティーライドのための心構え
シーズン初めは、ついつい意気込んで焦りがちですが心に余裕を持ち、適切な準備と注意をもって望みたいものです。来年のシーズン終わりに「今シーズンも怪我なく楽しめた」と笑顔で言えるよう、まずは安全への意識を再度高めておきましょう。今シーズンも、みなさんが安全に、そして思い切り楽しめることを願っています!
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