今シーズンは例年にない早い降雪に恵まれ、多くのスキー場が12月中旬から営業をスタートしています。今年の年末年始はカレンダー上では長期休みを取りやすい曜日の配置になっており、このタイミングでスキー・スノーボードに挑戦する方も多いはず。また、初心者に限らず、エキスパートの方もゲレンデデビューの人をスキー場に連れて行く人も少なくないのではないでしょうか。
そこで!今回は、ゲレンデデビューにぴったりなスキー場を8つ、エリアバランスを考慮しながら選びました。都会からアクセスが便利で初心者に優しいスキー場を関東圏・関西圏の2エリアに分けてご紹介します。
はじめに:初心者がスキー場を選ぶ際の3つのポイント
まずはじめに、スキー場選びで重要なポイントを3つご紹介します。
1. 広くて緩斜面があるところ
コースの距離や幅、傾斜角度は各ゲレンデで異なります。初心者のうちは幅が広く緩やかな斜面のコースを選ぶことが重要です。理想的な斜度は10〜14度程度。各スキー場の公式サイトでコース情報をしっかりと確認することをおすすめします。
2. 交通アクセスの良いところ
慣れない雪道の運転や、険しい山奥のスキー場へのアクセスはそれだけで心理的負担になります。「スキー場に行くだけで疲れた」「スキー場に着いたらもう午後だった」「帰りの体力が残っていない」といったありがちな失敗を避けるためにも、まずはアクセスの良いスキー場を選びましょう。
3. アフタースノーが充実しているところ
スキー場に行くことは、初心者にとっては旅行そのものです。旅行であれば、滑り終わった後も楽しいほうが良いですよね。スキー場の周辺には、美味しい食事や温泉など、旅行として見てもとても魅力的なスポットがたくさんあります。ただ滑るだけでなく、スキーやスノーボードの全行程を楽しむことで、雪山がさらに好きになるはずです。
- yukiyamaユーザーが選んだ「最もアフタースキーが楽しいと感じたスキー場」トップ5:https://yukiyama-web.com/industrynews/yukiyama-pickup-after-ski/
関東近郊から近い初心者におすすめのスキー場
1. 湯沢中里スノーリゾート(新潟県)
コース全体の8割が初中級者向けとなっており、パノラマゲレンデは幅広で緩やかな斜度が特徴です。メインコースは長くて広く、初心者の練習に最適です。さらに、スマイルキッズパークでは専用のエスカレーターも用意されておりデビューしやすい環境が整っています。JR越後中里駅直結という好アクセスも、初心者には大きな魅力になっているでしょう。
2. たんばらスキーパーク(群馬県)
ファミリーや子どもに優しいスキー場として知られています。初中級者向けのコースが全体の80%を占め、ワイドな緩斜面のファミリーコースで滑り始めることができます。雪遊びや屋内キッズコーナーも完備されています。さらに、ビギナー向けのキッカーも設置されており、基本から少しずつステップアップを目指せる環境が整っています。
- たんばらスキーパーク:https://yukiyama-web.com/skiarea/10103/
3. 八千穂高原スキー場(長野県)
浅間山の裾野に広がる高原リゾートで、全14コースのうち実に85%が初中級者向けという、初心者に特に優しいスキー場です。キッズパークでは、お子様の滑走練習からソリ遊びまで、安全に楽しめる環境が整っています。また、コース同士の距離が近く、迷子になりにくいレイアウトも特徴です。晴天率も高く、東京から車や電車で約3時間という、日帰りでも十分楽しめるアクセスの良さも人気です。
- 八千穂高原スキー場:https://yukiyama-web.com/skiarea/10207/
4. 軽井沢プリンスホテルスキー場(長野県)
毎年、11月上旬にオープンを迎えるスキー場で、一足早いゲレンデデビューができることで知られています。新幹線でのアクセスが非常に便利で、ショッピングモールも近くにあり、アフタースノーも楽しめます。初級コースはいずれも練習しやすく設計されており、すぐ横にはスノーパークも併設され、ステップアップに最適なレベル感で、テクニックや技を身につけたい方にもおすすめです。また、複数のスクールから選べる充実したレッスンメニューは、家族で初めてスキー・スノボをする際も年齢に応じたプログラムを受けられる点が魅力です。
- 軽井沢プリンスホテルスキー場:https://yukiyama-web.com/skiarea/10199/
関西近郊から近い初心者におすすめのスキー場
1. めいほうスキー場(岐阜県)
西日本最大級のキッズパーク「めいほうスノーランド」があるスキー場です。コースは、全体的に初中級者向けコースがメインとなっているので初心者は練習がしやすく、中級者は西日本最長クラスの「α5000コース」でレベルアップも期待できます。幅広いコース選択肢が魅力のスキー場です。また、充実したレンタル設備も整っているため、手ぶらで訪れても安心して楽しめます。
2. ひるがの高原スキー場(岐阜県)
全7コースすべてが初中級者向けという、初心者に優しい設計が特徴です。スノーエスカレーター完備のキッズランドでは、お子様も安心して練習することができます。4本のシンプルなリフト配置で迷いにくく、初めての方でもストレスなく滑走を楽しめる環境です。
- ひるがの高原スキー場:https://yukiyama-web.com/skiarea/10275/
3. 箱館山スキー場(滋賀県)
琵琶湖を一望できる絶景スキー場として人気です。ワイドで緩やかな斜度が特徴で、安心して練習に取り組めます。大阪・京都から2時間程度でアクセスできる立地の良さも魅力で、手ぶらで楽しめるフルセットレンタルも好評です。また、天気の良い日には琵琶湖と比良山系の大パノラマを楽しむことができ、スキー・スノーボードと併せて思い出深い1日になるでしょう。
4. 六甲山スノーパーク(兵庫県)
都市型スキー場として、神戸市街からわずか30分でアクセスできる便利な立地が特徴です。コンパクトですが、人工造雪機のおかげで、安定した雪質で練習することができます。初心者専用エリアは広々として開放的で、ナイター設備も完備されているため、仕事帰りでも気軽に練習することができます。キッズパークも併設されており、ソリ遊びなどのアクティビティも充実しています。夜は輝く神戸の夜景を眺めながらの滑走を楽しむことができ、山間部とは違った体験ができます。
- 六甲山スノーパーク:https://yukiyama-web.com/skiarea/10306/
スキー・スノーボードのはじめ方から上達までの3STEP
最後に、今年こそスキー・スノーボードを始めてみたいという方たちにゲレンデデビューから滑れるようになるまでを3STEPで解説。過去に挑戦してみて、挫折してしまった方もぜひご覧ください!ウィンタースポーツを楽しむヒントがここにあります!
STEP1:準備について
ウィンタースポーツを始めるために、購入するか、借りるか、何が必要か、どこに行ったら滑れるかなどなど疑問がいっぱい。そんな疑問を楽しく分かりやすく紹介します。
雪山応援NAVI準備編:https://www.supersports.com/ja-jp/xebio/campaigns/672f64163a0a1c0a0e0de9c2
STEP2:滑りはじめについて
道具の使い⽅を正しく理解し⾝につけることで、もっともっとゲレンデライフが楽しくなる!さらにルールやマナーを守ることで、思い出をステキなものにしましょう。
雪山応援NAVI滑り始め編:https://www.supersports.com/ja-jp/xebio/campaigns/6731b6915539c391ae071bd3
STEP3:スキー・スノーボードを上達するには
スノーボードには、「カービング」「ジャンプ」「グラトリ」、スキーにも「基礎スキー」「レース」「フリースタイル」「モーグル」「フリーラン」など滑り⽅も⾊々あるから⾃分にあった楽しみ⽅を⾒つけましょう。
雪山応援NAVI上達編:https://www.supersports.com/ja-jp/xebio/campaigns/6731c756a3b8f4d21801c5f5
今年は積雪も多く、スキー・スノーボードを始めるにはピッタリのコンディションです!短い冬を楽しんでいきましょう!