【ダイエット×オフトレ】衝撃の結果!?真夏のキングスで消費するカロリーを計ってみた

【ダイエット×オフトレ】衝撃の結果!?真夏のキングスで消費するカロリーを計ってみた

yukiyama

2024.07.30

ウィンタースポーツ愛好家には欠かせない『オフトレ』との関わり方を様々な視点で紐解くシリーズの第2弾は、『オフトレってダイエットになってるの?』という疑問を徹底検証。とくにキングスでオフトレしたことがある人はなんとなく体感で分かると思うのですが、終わった後の疲労感って結構ありますよね。でも、毎回消費カロリーとか検証してるわけじゃないので、実際どうなのかは分からないことが多いです。そこで、今回はスマートウォッチを活用してキングスでのオフトレの運動効果を数値で検証してみました。すると、意外な結果が見えてきました。

自己紹介と検証の背景

あらためまして、yukiuyama-webで記事の執筆を担当しているニシイと申します!スキー・スノーボードは季節性があるスポーツなので、雪のないオフシーズンが存在しますよね。同じウィンタースポーツの愛好家であっても、このオフシーズンの過ごし方は様々で、次の冬に向けて、いわゆるオフトレ施設で練習したり、他のアクティビティを通して体づくりをしたり、いろいろあると思います。わたしの過ごし方もその年によって様々で、オフトレ施設に通い詰めた年もありますし、季節ごとの遊びを楽しんでいた年もあります。最近は、気軽にできるランニングを習慣化していて、冬に向けて体のパフォーマンスを保とうという意識を持っています。

とくにランニングはデバイスの進化もあり、カロリー消費や心拍数が正確に取得できるようになりました。運動量が数値で可視化されるので、それを見て「今日も満足行く運動ができなあ」なんて一喜一憂しているのですが、先日「キングスでジャンプのオフトレをしている時って実際どれくらいの運動量なんだろう」とふと思ったタイミングがあり、キングスでのオフトレは実際どんな運動効果があるのかを検証しようとなったわけです。

検証方法

普段わたしが使っているスマートウォッチを使って心拍数、歩数、カロリー消費測定をします。キングスは約3時間ごとに1セッションが区切られているので、休憩時間は測定を止め、実際に動いていた時間で測ります。この日は第2セッションの途中12時くらいからスタートし、第3セッション終了の17時くらいまで練習しました。

検証方法:腕に付けたスマートウォッチで心拍数と歩数、カロリー消費を測定

舞台は初夏の大阪キングス

天候とコンディション・施設の混雑具合

3連休中日の日曜日でした。天候は曇り、気温は30℃くらいです。3連休ということもあって皆さん遠出している人が多かったのか全体的に比較的空いていました。

この日のキングスでの練習内容

主にホークジャンプ(大阪キングスの中くらいのジャンプ台)をメインに、時々ビックキッカーを挟みながら練習しました。久しぶりだったのもあり、ストレートエアを入念にやった後、スピンの練習に移りました。休みの日にしては混雑しておらず、短いスパンでかなり効率よく飛べました。ビッグキッカーは待ち時間が5〜6分くらいでした。

驚きの検証結果

楽しくてかなりハイペースで練習していたのもあるんですが、なんと4時間半(1.5セッション)で、約1,650キロカロリーを消費していました!空いていたホークジャンプを多めに飛んだので歩いてる時間が多めだったと思いますが、それにしても大きなカロリー消費です。日頃から運動量を測定するのが好きなので、正直この数値を見た時びっくりしました。この数値はすごいですよ。キングス後のあの疲労感は「そこそこの運動をしっかりやった疲労感」ということは間違いないということが分かりました。

このスマートウォッチは運動が有酸素運動なのか無酸素運動なのかも測定することができるので、その結果を見てみるとほぼ全て有酸素運動ということも分かりました。

つまり、キングスでのオフトレは強度の高い有酸素運動をずっと続けていることになります。マットに着地した後は登りを歩くので、軽い登山に似ているかもしれませんね。有酸素運動自体はエネルギー消費を増加させ、カロリーを燃焼させるのでダイエット効果があります。ということはキングスでのオフトレはダイエットに繋がっている可能性が高いということになります!夏本番に向けてキングスダイエットが捗りそうですね。

10kmのランニングと比較してみた

キングスでの運動強度はなんとなく分かりましたが、他の運動と比較するとどうなのでしょうか。わたしは日頃からランニングをしているので、10kmのランニングと比較してみました。

画像は先日、わたしが10kmを走ったときのデータです。暑かったですね。消費カロリーは750キロカロリー/約1時間でした。時間単位で見ると、10kmをしっかり走るほうがカロリーの消費が高いですね。先程のわたしのキングスの運動量での計算だとキングス1セッション(2時間45分)あたり約1,010キロカロリー/1セッションを消費します。

まとめると、

・10km走る(1時間)=750キロカロリー消費

・キングス1セッション(2時間45分)=約1,010キロカロリー消費

ということになります。

ランニングはペースによっては無酸素運動になってしまうので、ダイエット効果が高いのは、有酸素運動を3時間近くやり続けられるキングスでのオフトレに軍配があがるんじゃないかと思います。単純なダイエットを目的にキングスに行かれる方は少ないと思いますが、ジャンプの練習をしながらダイエットができていると考えるとお得感がありますね。

まとめ

まとめると、キングスでのオフトレは有酸素運動で運動効率がよく、体型維持や体力向上にピッタリということです。連日暑い日が続いているので、熱中症には気をつけて楽しみながらオフシーズンを楽しんでもらえればと思います!(日中は暑くてしんどいですが、逆にいうと施設は比較的空いていて効率はいいかもしれません)

今回取材した大阪キングスについて

大阪キングスとは、雪のないオフシーズン(4月~12月)でも練習する事ができるスキー・スノーボード練習施設です。アプローチに独自開発の「サマースノー」を使用し、安全性の高い斜度付きのエアマットに着地します。

大阪キングス:https://osaka-kings.com/index.html