ピリカスキー場のかき揚げ蕎麦風スープパスタ【第11回 えすぺゆきのゲレ食放浪記】

ピリカスキー場のかき揚げ蕎麦風スープパスタ【第11回 えすぺゆきのゲレ食放浪記】

yukiyama

2024.12.17

順調に雪が降り続く12月。今季はスタートから良い雪が楽しめるぞっ!


yukiyamaアプリ2024/25シーズンのアップデート情報がLIVE配信され、いよいよ本格的なシーズンスタートです。

今回はそのアップテード情報で発表されたばかりのyukiyama導入スキー場から、おすすめのゲレ食をご紹介。第11回ゲレ食放浪記はじめますっ!(パチパチパチ

『Photo spot えすぺゆき』

ピリカスキー場

今金町ピリカスキー場は北海道道南エリアにあるスキー場で、道南エリア一の雪質といわれるゲレンデです。リフト1本ですが全5コース楽しめ、総滑走距離も北海道で中堅規模となります。

道南エリアの中では道央エリアに近いため、最近ではニセコから流れてくる雪山民も多いそう。
雪量はニセコエリアより少ないが、北向き斜面なこともあり雪質はかなり良好です。


センターハウスはレストラン(今回紹介するゲレ食!)、日帰り温泉、宿泊施設も備えており、北海道旅に組み込みやすいのも好ポイントです。

『センターハウスとなるクアプラザピリカ』

『非圧雪のエキサイティングコースはすでに祭りの後』

『パイオニアコース 日没直前だがピステン跡がまだ残ってる』

本州の感覚では、スキー場に欲しい施設がそろっているのにこんなに空いているのは穴場中の穴場ゲレンデ。足りてないのは知名度とゲレ食と思われてましたが、2024年シーズンからはゲレ食に変化がっ!

ゲレ食の語りが長くなるのでゲレンデ紹介はほどほどに。

さぁ!食べていこう!

欧風創作料理 加味丘dining

2024年シーズンからピリカスキー場のゲレ食を担っているのは加味丘diningさんです。

加味丘diningは今金町市街地でもともとは営業していた人気レストラン。

『レストラン入口』

東京で武者修行(?)してきたシェフはパスタへの拘りがすごく、パスタは乾麺文化、麺茹では人に任せられないから自分でする、という職人タイプ。

オフシーズンは自身で農業をしているのもあり食材への拘りも一入です。

必然的にパスタメニューが多いのですが、そんな中でもオリジナルメニューの開発にも熱心で今回紹介するメニューも独自性ある品です。

『メニューも壁に額縁展示で品がある』


店内も非常にきれいで、窓からゲレンデを見るロケーションも素晴らしい。

ゲレ食としては珍しい給仕してくれるのもレストランとして誇りを感じさせます。
(日本国内でも給仕するタイプのゲレ食は10ヵ所あるかどうか)

『2024年内装:このあと奥がリフォームされています』

『窓際席の景色』

こんな期待値爆上げのレストラン。
楽しみすぎて一品じゃ皆さん満足できませんよね?

安心してください。がんがん食べてきましたよっ!!

かき揚げ蕎麦風スープパスタ


私事ですが、好きなご飯はなにかと聞かれたら・・・、そばと答えます。

そして温かいそばは肉そばかかきあげそばにするときめています。

https://yukiyama-web.com/industrynews/espyuki-10/  )

ならば、このメニューは行くしかないでしょう♪

「かき揚げ蕎麦風スープパスタ」です!

パスタ系は量に不満を持つことが多いのですが、こちらは予想以上に量がある!?

かき揚げも小さく見えて上品な感じ。

きらきら輝くスープが美しく、麺つゆの素で作ったものとは違う別格な風味があります。

(詳しく聞いた気がするけど美味しさで忘れました>w<)

ポテトサラダ・鶏&ブロッコリー・スープもついて、給仕付1,200円。破格すぎる。

そして、デブあるある。かき揚げはスープにとかして完飲まで美味しくいただきます!

スルメイカと半熟卵のタラコカルボナーラ

私、タラコは食べず嫌いなんです。スルメイカもそんなに食べることはないんです。

でも、メニューにおすすめと書かれていたら食べるしかないでしょう。

ということで、頼んでみました!

どう?美味しそう?

美味しそうな予感と苦手意識がまざった複雑な顔をしております。

でも、これが私のゲレ食人生を変える一品になるとは。

いままでの人生においてタラコを避けてきたことを後悔した。

自分の食べている映像を見直しても破顔しっぱなしである。

もしかしたら、日本にはもっと美味しいタラコカルボナーラがあるのかもしれない。

でも、ゲレ食という場でこの味を提供してくれたからこそ、私がタラコを口にする機会ができました。

加味丘diningさんには感謝の気持ちであふれてます(号泣)

カルボナーラのソースをこそぎとるように食べ尽くす。

この1皿でハマってしまった証拠です♪

イタリアンのシェフが作るポークジンジャー

ここまでパスタを紹介してきました。

でも、ゲレ食はご飯食べたい人もいるでしょう?

大丈夫です。和伊融合した食事もそろっております。

その中でも今回食べたのはポークジンジャー。

たしかにイタリアンの技術が入ってる感じがする!(小並感

入っている野菜の品目がゲレ食では珍しいものばかりで鮮やか。

カルボナーラでは撮り忘れてましたが、小鉢とスープは標準でついてきます。

そして、和食系は地元のお米も♪

こちらも1,200円。

職場近くにあったらサラリーマンが週3で通ってしまうやつ。

他にも単品メニューがあったりするので、もう少し食べたいって人はそちらをセレクト。

今回は他のゲレ食と比較しやすいからあげです。揚げ物は断面で見てくださいねっ!

『若鳥の熟成から揚げ』
『揚げ物は断面で語れ』

さいごに

なんで今金でイタリアン?と思うかもしれませんが、決してインバウンド狙いのとってつけたようなお店ではなく、本気のシェフが本気で作った超おすすめ店です。

スキーシーズン以外でも農業の繁忙期以外は営業していますのでぜひオフ飯にもどうぞ。

この記事を見た皆さん、ぜひ今金町ピリカスキー場へ食べ(遊び)散らかしにきてくださいね。

それじゃまた次のゲレ食で。ごちそうさまでしたっ!

ピリカスキー場◆えすぺさんの新しい推しゲレンデですっ!【 Slope Report at PIRIKA ski resort】

本日のゲレ食レストラン

 「加味丘dining
利用時間/11:00~14:00
場所/クアプラザピリカ内

 公式HP/ https://kurplazapirika.net

この記事を書いた人

えすぺゆき(北島裕也)

1986年生まれ、東京出身。Snow Scenes Creator。

X(旧:Twitter)InstagramYouTube

メディア出演、SNS活動、動画・写真撮影を通じて雪山やゲレンデの魅力を発信する人。ゲレンデ撮影(追い撮り)のスペシャリスト。雪上での映える撮影とゲレンデの美味しい食事(ゲレ食)をこよなく愛する。