「フリースタイルってやっぱり楽しいですよ」  yukiyama公認アンバサダー チョコバニラボール新井プロ インタビュー【New Snow Media】

「フリースタイルってやっぱり楽しいですよ」  yukiyama公認アンバサダー チョコバニラボール新井プロ インタビュー【New Snow Media】

yukiyama

2025.11.04

「フリースタイルってやっぱり楽しいですよ」

日本のフリースタイルスノーボードシーンにおいて20年近く前から確かな存在感を放つチョコバニラボール新井プロ。

自身の経験を活かしてオフトレ施設の運営に関わりつつ、現在も現役のライダーとして研鑽に努め、YouTuberとしても活躍している。そんな彼の原点や、オフトレへの想い、そして一般スノーボーダーへのアドバイスをじっくり語ってもらいました。

常にスキルの研鑽に努めている新井氏

──オフトレ施設に関わるきっかけはなんですか?

最初は自分自身オフトレ施設のユーザーでした。カムイ竜ヶ崎、スノーヴァ溝の口、スノーヴァ新横浜と色んな施設に通っていました。当時はスノーヴァ溝の口のライダーをやっていて、その後小布施KINGS(現小布施QUEST)でスタッフとして働くようになって、『この道でやっていきたい』という気持ちが自然に芽生えていったんです。

──コーチングや選手育成に関してはどう思いますか?

自分が飛びたいキッカーを自分で作るって、すごく贅沢で楽しいものなんです。もちろん教える能力はあると思うし、それなりの自信もあるけど、それよりもみんなが滑る場所を“作る”ということの方にアンテナが立ってて、みんなでその楽しさを共有したり、上手くなることでさらに楽しさが見えてくる、っていう事に寄り添いたいってのが、今の想いです。

──スノーパークのプロデュースもされていますよね?

上記でも言いましたが、フィールドを提供して楽しんでもらうことは凄く好きだし、自分自身が滑って楽しいと思える場所が欲しかったので、パークプロデュースに携わっていました。

ただ現在スノーパーク運営主体で動いているわけではなく、信頼できる仲間に任せているというような状況です。

──いつまでオフトレして、いつからシーズンインするのですか?

年内は雪が少ないのでフリーランは楽しみつつ、まだオフトレ施設の方が集中して練習できるということもあり、大体シーズンインするのは12月の最終週くらいです。シーズン中も施設を開けたりするのは自分の練習目的という面もあります。やりたい技を一旦施設に戻ってきて最終確認する、とかできるのは大きいですね。

──シーズンインしたら、どこのゲレンデに行きますか?

自分がスノーボードの中でパークライドに依存している度合いがかなり強いので、基本的にはパークのあるゲレンデに行きます。
あとは天気予報を見て、とにかく晴れのところを探しますね。晴れか曇りか雪が降ってないところがいいかな。トップシーズンは晴天率悪いですけど、その中でも、極力雪が降らないところを選んで、晴天で滑りたいというのが自分のこだわりです。

ちなみに、好きなゲレンデは圧倒的に反復練習ができる”HAKUBA47”か、形状が良くて安全性が高い”つがいけマウンテンリゾート”ですね。

──目標トリックをメイクしたい一般のスノーボーダーには、何が必要ですか?

答えはシンプルで、これは宣伝ではなく “オフトレ施設に通うこと”です。今パークで上手い人を見て、オフトレ施設で練習していない人は、ほぼいないのではないかなと思っています。

怖がる人が共通して多いのが、そういう方向に自分を持っていってしまう人が多くて、克服したい思いは漠然とあるのですけど、私は怖がりだからという風に完結してしまう人が多くて、そもそも何が怖いか、なんで怖いかっていうのを、 原因を突き止めるっていうことが大事だなと思うんですよ。とにかく、漠然と怖いという感覚をそのまま完結してしまうと何も解決しない。

そういう人達に対して、いつもどうやって1歩踏み出してもらうか、何が怖いかの原因を突き止めることを、一緒にやっていければというのが自分の喜びにつながっています。

お客さんとコミュニケーションしながら練習をする新井氏

──オフトレと並んで、よく言われる「フリーラン」の重要性は?

“フリーラン足りてないよ”に対する私なりの回答はですね、、、

スノーボードは、重力がないと成り立たないものじゃないですか。

滑る場所って当然下ってて、さらにその重力に従って落下していくのがスノーボードで、その重力をどれだけ上手く操れるかというのが、”上手な人”なんじゃないかなと思うんです。

二次元、三次元的に発生する重力を上手くコントロールできる様になれば、コンディションに関わらず、スノーボードがより楽しくなります。
だから、そのコントロールをフリーランを重ねることで、理論を理解していき、コントロールできるようになるのは物凄く重要です。つまり、フリーランはとても大事だし、逆にパークライドがフリーランにいきることもある。

よくハーフパイプができる人はスノーボードが上手いと言われていますが、ハーフパイプは常に重力が発生していて、左右の壁を上っている時、その壁から落下する時、 ボトムでの移動、それに対しての斜めのエッジングなど、重力を操る経験値がものすごく溜まりやすい。

重力を使って、地形を上るという経験が大事で、積んだ数だけ恐怖心は薄くなっていくと思います。

恐怖は本当に必要のないもので、無理に乗り越えようとすると危ないし、逆に前述のように少しずつ慣れていき、乗り越えることができたら、さらに楽しくなって、体が思い通りに動くようになる。

だから、その仕組みを理解したうえで、無理せず、少しずつ経験値を積んでいってもらいたいですね。

長年の経験からにじみ出るスタイル

──最後にLINEのオープンチャット”オフトレシヨウゼ”について

オープンチャットについては、皆さん遠慮なくやり取りしてもらえたら嬉しいです。オフトレに1人で通うのは少し孤独だと思うので、お互いが発信して、場所は違っても上達を目指している仲間はいっぱいいる、そんなオープンチャットになってくれればなぁと。

もちろん滑りについてのアドバイスについても好きなのでどんどん聞いてほしいし、逆に施設のイベント情報などのも発信もさせていただいておりますので、気を遣わずに思い思いの使い方をしていただければ幸いです。

チョコバニラボール新井

プロスノーボーダーとして活動を続ける傍ら、様々なスノーボード施設でのライダー経験、スタッフ業務、運営経験をもつ。初心者からトップアスリートまで幅広い層に対しての的確なアドバイスに定評がある。

現在はYouTuberとしても活動しており、その存在感にさらに磨きをかけ続けている。

・YouTube https://www.youtube.com/channel/UC3M-43YwN7nkNm6jDQ_tpfg

・X(Twitter)  https://x.com/cvbarai

・Instagram https://www.instagram.com/cvbarai/

FOUR SNOW TOKAI

FOUR SNOW(フォースノー)はスノーボード・フリースタイルスキーのジャンプやジブを夏冬問わず一年中楽しむために生まれた東海地方のスキー・スノーボードオフトレ施設です。ジャンプ着地点の柔らかな「エアマット」により、安心・安全にジャンプを楽しめるので、シーズン前のトレーニングにも最適。 

・公式サイト https://foursnow.com/

・Instagram  https://www.instagram.com/foursnowtokai/

・YouTube https://www.youtube.com/channel/UC3M-43YwN7nkNm6jDQ_tpfg