
こんにちは!
yukiyama イベント・企画・広報担当の矢田活能と申します。
たくさんの投票・応援をいただいた「yukiyama FAN AWARD 2025 supported by HUAWEI WATCH」の結果発表が先月行われました。毎年結果に対するたくさんの反響をいただく中で、特に多かったのが「エリア別でももっと深掘りしてほしい!」という声です。
「自分のホームゲレンデが全国ではランクインしなかったけど、エリアならきっと評価されているはず」「地域ごとの特徴や魅力をもっと知りたい」そんなユーザーの想いに応える形で、新たにスタートしたのがこの【AFTER AWARD】です。
FAN AWARDのその先として、私たち運営チームがリアルに体感してきたスキー場の魅力と、ユーザーの評価データを掛け合わせて、毎月1エリアずつお届けしていきます。
その記念すべき第一弾は「西日本エリア」
2025年6月25日に配信した YouTube ライブの発表内容を、こうして記事としてまとめました。ライブを見逃した方にも、ランキングの詳細や地域ごとのリアルな声を楽しんでいただければ幸いです。
ライブ配信のアーカイブはこちら
西日本エリアの特徴と、注目された理由
西日本エリアは、雪量の少なさや気象条件の難しさから、北海道や東北と比べると不利な印象を持たれがちです。しかし、実際には、ユーザーを惹きつける独自の魅力があふれるスキー場が集結しており、まさに地域の工夫と努力が凝縮されたエリアです。
yukiyama運営としても「滑る以外の価値」「快適さへの投資」「ホスピタリティの差」など、全国的に見てもユニークな視点で支持を集めるスキー場が多いエリアであることを実感していました。特に今回のAFTER AWARDでは、ローカルのスキー場がいかに地域に愛されているかが可視化される結果となりました。
集計方法について
AFTER AWARDでは、「yukiyama FAN AWARD 2025 supported by HUAWEI WATCH」で使用された、yukiyamaアプリのユーザーから得られたチェックアウト評価とユーザーアンケート投票のデータをもとに、それらをエリア別に再集計しています。
なお、チェックアウト評価については、信頼性の高いデータに限定するため、評価件数が300件以上あるスキー場のみを対象としています。
また、総合ランキングは、各部門での順位に応じてポイントを加算する方式を採用しています。具体的には、各部門において1位を10ポイント、2位を9ポイント、以下順位に応じて10位を1ポイントとして加点し、10部門すべての合計得点によって総合順位を決定しています。
西日本ランキング一挙公開!
雪質が良いスキー場
(ミスター)「実は西日本のスキー場の多くは標高 700〜800 m台ですが、『この高度でこの軽さ!』と感動の声が多く寄せられているんです!」
(岡本)「九州ライダーが本気のパウダーを求める日は瑞穂ハイランドへ遠征するというルーティンがあるほど。まさに九州パウダー難民の聖地ですね。」
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コースが面白いスキー場
(岡本)「ハチ北高原の壁は関西で 『初めての洗礼』 って言われる急斜面。上がり切ったらみんな写真撮ります(笑)」
(ミスター)「恐羅漢スノーパークは起伏とロングランのバランスが絶妙。ビギナーから上級者まで夢中になれる構成です。」
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施設が快適なスキー場
(ミスター)「グランスノー奥伊吹の高速クワッドは秒速5m。スマホ連携ゲートも備え、快適度は国内トップクラスです!」
(岡本)「グランスノー奥伊吹はそれに加えてレンタル5000セット一括導入で9.8億円投資って聞いたとき本気でビビりました。『手ぶらで最高の一日を』という想いが伝わります。」
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接客が丁寧なスキー場
(ミスター)「恐羅漢スノーパークは 『お客様第一主義』 をスタッフ研修で徹底しています。そのためリピート率がかなり良いと聞いております。」
(大塚)「女鹿平温泉めがひらスキー場はレンタルもスクールもご案内が丁寧で初めての方でも安心と好評です!」
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ゲレ食が美味しいスキー場
(岡本)「グランスノー奥伊吹の『リフト券で食べ放題DAY』は大好評。グルメも満喫できる贅沢な企画です!」
(大塚)「ハチ高原の石窯ピッツァは西日本にこんな本格ピザ!?って驚かれるそうです。リピーターが多いのも納得。」
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滑らなくても楽しめるスキー場
(大塚)「グランスノー奥伊吹のそり専用ゲレンデは時間入替制で安全面も万全。ご家族でゆったり楽しめます。」
(岡本)「びわ湖バレイの山頂テラスは四季折々の絶景スポット。ロープウェイで気軽に上がれるのも魅力です!」
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夏も楽しいスキー場
(ミスター)「アップかんなべはグラススキーとパラグライダーの両方をやれる数少ない場所。真夏のオフトレ天国です!」
(大塚)「びわ湖バレイはロープウェイで一気に絶景に辿り着くことが可能。山頂のアクティビティやカフェも充実していて、カップルにも家族連れにも大人気です!」
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スノーパークが面白いスキー場
(岡本)「ハチ高原は田中陽プロが自分が滑って一番気持ちいい所にアイテムを置くという作り方をしているため、一味違うラインが楽しめます!」
(ミスター)「グランスノー奥伊吹のキッカーは 『形状がキレイで踏切が素直』 と全国ライダーのお墨付きです。」
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女性に優しいスキー場
(大塚)「グランスノー奥伊吹は個室ロッカー1,300台やパウダールーム完備しており、女性同士のスキー・スノボ旅行にも最適です。」
(岡本)「ハチ北高原は女性限定割引やスタッフの温かなサポートが好評。“初スノボはハチ北で”という声も多いですよ!」
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初心者におすすめのスキー場
(ミスター)「グランスノー奥伊吹は幅広い緩斜面に複数のムービングベルト。初めてのスキーヤー・スノーボーダーにとっては理想的な設備です。」
(岡本)「ハチ高原は広く緩やかなバーンと充実のキッズパークで家族連れにも大人気だそうです!」
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総合ランキング
(岡本)「設備投資のグランスノー奥伊吹と地域愛あふれる恐羅漢スノーパークの対照的な魅力が並んだ結果にワクワクします!」
(ミスター)「快適性のグランスノー奥伊吹と温かなホスピタリティの恐羅漢スノーパーク、どちらも高い支持を得た理由がよく分かります。」
(大塚)「ハチ高原は全項目で安定して上位。ローカルに根付く総合力の高さが光りました。」
「少雪エリアだからこそ」創意工夫の宝庫だった
今回のAFTER AWARD 西日本編を通じて、私たちyukiyama運営が改めて感じたのは、「雪が少ない=ハンデ」ではなく、むしろ「雪が少ないからこそ磨かれた価値」がそこにあるということでした。
グランスノー奥伊吹は、圧倒的な設備投資とサービス力で、ビギナーからインバウンドまで幅広い層を惹きつけ、超快適なスキー体験を提供する存在に。
一方で、恐羅漢スノーパークは、地域に根ざした運営と徹底したホスピタリティにより、リピーターの厚い支持を集め、ローカルに愛される山として独自の地位を確立しています。
また、関西エリアのハチ高原・ハチ北高原・スカイバレイなどは「毎週通える」ことが強みとなり、若手ライダーやファミリー層の育成・定着に貢献。瑞穂ハイランドやだいせんホワイトリゾート、ユートピアサイオトなど、山陰・中国地方のスキー場も、雪質に恵まれた日や、地域からの厚い支持によって印象的な存在感を放っていました。
少雪という条件下でも、「いかにお客様に楽しんでもらうか」を突き詰める創意工夫の積み重ねこそ、西日本スキー場の真の強み。それは、まさにAFTER AWARDで可視化したかったもうひとつの本当のランキングでした。
次回予告 ― 奥美濃・北陸エリアへ
AFTER AWARDはこのあと、奥美濃・北陸/北信越/関東近郊…と、エリア別にシリーズが続いていきます。
次回は、日本海側屈指の豪雪地帯「奥美濃・北陸エリア」!
豊富な積雪に恵まれた雪山たちは、どんな結果を見せてくれるのか。
西日本編とはまた違った熱量と視点でお届けします。どうぞご期待ください!
本編もチェック!
AFTER AWARDは、今季最も支持されたスキー場を決める「yukiyama FAN AWARD 2025 supported by HUAWEI WATCH」の番外編企画です。
FAN AWARD本編では、全国のスキー場を対象に、過去最多の6,422票と87万件を超えるチェックアウト評価をもとにしたランキングを発表しています。
本編のアーカイブはこちらからご覧いただけます👇