
こんにちは!
yukiyama イベント・企画・広報担当の矢田活能と申します。
たくさんの投票・応援をいただいた「yukiyama FAN AWARD 2025 supported by HUAWEI WATCH」が、先日無事に終了しました。
今週は、イベントを担当した私から、皆さんにお伝えしたい想いや舞台裏をお届けします。
FAN AWARDへの想い
今年で第5回目を迎えた「yukiyama FAN AWARD」
このイベントは、「今シーズン一番良かった!」と思うスキー場に全国のスキーヤー・スノーボーダーが投票し、その年のベストスキー場を決定するランキングイベントです。
私たちがこのFAN AWARDを企画・運営する理由。それは「本当に良かったと思えるスキー場」をできる限りフラットで客観的に見つけ出したいという思いからでした。
従来のスキー場ランキングには、どうしても主観や独自の評価基準が入り込むことが多く、納得感を持ちづらい部分がありました。
しかし、yukiyamaは現在、累計70万ダウンロードを突破し、年間170万件以上の滑走データ(チェックイン)を記録しています。この圧倒的なビッグデータに、ユーザーのリアルな声を掛け合わせることで、「ユーザー自身の手で選ぶ、本当に良かったスキー場」をつくり上げたい。これが私たちのFAN AWARDに込めた想いです。
アンケートとビッグデータのハイブリッド評価
FAN AWARDでは、yukiyamaアプリの「チェックアウト評価機能」によって蓄積された滑走後のユーザー満足度と、3月1日〜3月31日に実施したアンケートの結果をもとに、各項目・総合ランキングを決定しています。
評価項目は全部で10項目。
そのうちの5項目は、ユーザーが滑走後にアプリ上でつけた「チェックアウト評価」、もう5項目は毎年変化するアンケート形式で、スキー場のパークの面白さや、女性への人気度、初心者へのおすすめ度など様々な観点から評価されます。このように、アンケートの一過性に頼らず、日常的に蓄積されるリアルな評価データを用いることで、より公平性の高いスキー場ランキングを実現しています。
今年の10項目
ユーザー・そしてスキー場と一緒につくるランキングへ
第5回目となった今年、私たちは新たな取り組みを行いました。
それは、スキー場側への情報共有と告知サポートの強化です。
FAN AWARDの告知にあたり、投票用データやポスター素材を全国のスキー場にメルマガや担当営業を通じて配布。すると、全国の多くのスキー場が、自発的にSNSで投票呼びかけを行うなど「1位を狙いに行く」動きが加速しました。
その結果、アンケート回答数6,422件、チェックアウト評価87万件超と、どちらも過去最高記録を更新。
これは、私たちだけの努力ではなく、スキー場とユーザーが一緒になって、このイベントを「自分ごと化」してくれた証だと感じています。
結果発表ライブに込めた工夫と想い
結果発表は昨年に引き続き、神戸にあるyukiyama本社オフィスよりライブ配信にて実施。
配信は、SCENE.チームの協力を得て、2025年5月28日(水)19時より行いました。

ライブの運営メンバー
昨年の倍以上の視聴・コメントをいただき、過去最大の盛り上がりを見せました。
今回は、より「見て楽しい・分かりやすい」発表にするため、ランクインしたスキー場の下調べや一位のスキー場にはその項目へのこだわりや優勝できた理由を秘密裏に取材しておくなど単なる順位発表にとどまらず、「なぜ評価されたのか?」を共有する構成にこだわりました。
また、ゲストには業界の視点と滑り手の視点、両方を持つ2名をお招きしました。
・一人目は、スノー系YouTuberとして再生数・登録者数No.1(2025年現在)、WRXsbの代表でもある「いぐっちゃん」さん。
滑り手目線で、各地のスキー場の良さや個性についてリアルに語っていただきました。
・二人目は、全国のスキー場運営の現場に関わるフィールドマーケター、「ミスター」さん。
スキー場支配人やコンサルの経験を踏まえた鋭い視点で、評価の背景や現場の努力に光を当てていただきました。
このライブを通じて、「どうしてこのスキー場が上位なのか?」という疑問を持った方に向けても、納得感を持ってもらえるよう努めました。
出てきた疑問と、その背景
今回の結果発表後、SNSにて「〇〇スキー場が入っていないのはおかしい」「なんで北海道の雪質が評価されないの?」といった声が一定数寄せられました。
それに対して、私たちから伝えたいことがあります。
このランキングは、ユーザーが滑走後に「どう感じたか?」という満足度を軸に構成されています。
たとえば、雪質に恵まれた北海道のユーザーは、キロロやルスツといったスキー場でも「もっと良い日を知っているから」という理由で、評価が相対的に厳しくなる傾向があります。
一方で、あまり知られていないスキー場で「思っていた以上に良かった!」という体験をしたユーザーは、そのギャップに感動し、高評価をつけやすくなります。
つまり、評価には「その人がどれだけ感動したか」が強く反映されているのです。
これは、FAN AWARDがただの知名度ランキングではないことの裏付けでもあります。
名前が知られていなくても、サービスが地道に良くて、行った人を感動させたスキー場はちゃんと評価される。
これこそが、私たちがFAN AWARDで目指している姿です。
来年のFAN AWARDを、もっと面白く
「自分の好きなスキー場が入っていなかった」
そんな風に感じた方もいるかもしれません。
でも、そのスキー場に星をつけられるのは、あなたしかいません。
どんなに素晴らしいスキー場でも、誰かが評価しなければ、ランキングには反映されません。
そして、今回すでに評価をくれた皆さんへも、心から感謝しています。
あなたの一票が、今年のFAN AWARDをつくりました。
私たちはその声に背中を押されて、さらに多くの人にスキー場の魅力を届けることができました。
FAN AWARDは、yukiyamaユーザーみんなでつくる「共創型スキー場ランキング」です。
知名度や規模に関係なく、すべてのスキー場にチャンスがある。
それが、このイベントの醍醐味です。
小さな一票が、大きな変化を生む。
来シーズンも、あなたの「本当に良かった!」を、ぜひ教えてください。
それではまた、次のシーズンのレポートでお会いしましょう!
皆様のご要望にお応えしてyukiyamaTVにて番外編での特別企画をただいま検討中!
今シーズンの「yukiyama FAN AWARD 2025 supported by HUAWEI WATCH」で紹介しきれなかった地域別ランキングや惜しくも10位にはランクインできなかったスキー場の紹介なども行う予定です!
続報をお楽しみに!
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ライブ中に紹介しきれなかった各項目1位のスキー場からの受賞コメントも掲載中!
結果発表ライブ